建築予定地、土地の履歴（その昔を知る事）とは

投稿者：ルイス　投稿日：2019年11月9日　カテゴリー：未分類

皆様こんにちは、最近急に冷え込みが進みますね。いかがお過ごしでしょうか。ルイス☆です。

今回は、あなたの気になる購入予定地が、昔どういった状況だったのかを、だれでも知りえる方法について。

これをお知らせすると、不動産屋が嫌がるかも・・・・。しかし、不都合な事実でも、それは事実です。覚悟の上、確認して下さい。

「国土地理院」なる国の機関があります。　 https://www.gsi.go.jp/

「地図空中写真閲覧サービス」へ。　 https://mapps.gsi.go.jp/maplib……earch.do#1

ここは、旧日本帝国陸軍測地部からの流れを組む機関です。

左側に、選択一覧が出ます。

・何年頃の

・地図？空中写真？何が見たいか

Ｓ２２GHQ米軍撮影の空中写真を見ましょう。

これは、私の住んでいる付近。右にJR松山駅（旧国鉄松山駅）

左の縦に長い土地は旧日本陸軍演習場（その後→陸軍逓信省 → 電電公社 → 現 NTT研修施設です。）周辺は一部民間へ払い下げされ、あるハウスメーカーの分譲地になっている場所もあります。中央付近の田んぼが、私の実家がある場所、この辺りはほとんど田ですね。

ちなみに私の実家は、農耕地域で神社へ向かう参道添いで、隅に墓地があった土地を造成･分譲されたと判明しました。

次の写真、これは松山空港（旧日本海軍航空隊）です。北側に軍需工場（現在、工業地域）、南に滑走路。右の山裾には避難壕が今も残ってます。

現在と照合すると、滑走路など埋め立てた場所も明確に判ります。

そして、なぜこの付近に工場が多いのかも、理解出来ますよね。

こうして、現在と昔を比較すれば、自分が予定している不動産は、どういった経緯で今に至ったか良く判ります。

皆様が一生一度の高い買い物をされるにあたり、闇の中霧の中で何も見えず不安なお気持ちから、少しでも安心できる為には・・・・・。

誰かに頼る？その方は信用できる？商売に邪魔になる情報も貴方の為に教えてくれる？

自分で、見て聞いて、要る物要らない物は判断しないと気が済まない私には何とも・・・・・。

そもそも、邪魔な情報とは？すべて事実では。事実を確りと知った処から、どう進めるか選択すれば、力強く邁進出来る事と思います。

さらに、ＨＰを最近の情報公開へ進んでみましょう。

先日の豪雨被害の状況です。比較しよく観察すると、どういった場所が危ないのか何となく見えてきませんか。

こちらは、熊本地震の分析情報、断層の位置、地震後どの方向にどの位ズレたのか等、詳細に解析公開してあります。

この辺りで止めましょう。どんどんマニアックになってきたので。

こうして、その道に進まれた方々は、調査分析結果をひっそりと静かに、しかし確信を持って確りと公開されてます。

先日、ブレードランナー2049を観ました。

その背景には、地球温暖化が進み海面上昇によって、大規模な防潮堤を設け、人口は内陸部に集中。6月のロサンゼルスに雪が降っている設定でした。

もうこうなっては、土地の履歴も何もあった物では無く、どう生き延びるか後手に回った必死な状態です。

そこから見えてきたのは、生活水準による差別化が仕方なく進み、収拾のつかない世界観。

（先に「ブレードランナー１作目」を観てからご覧になられる様、お勧めします。）

こんな地球を自分の孫やひ孫に残さない為に、過去の事実を知り、どう生活すべきか。