優れた企画力と不屈のチャレンジ精神。
投稿者:IB 投稿日:2014年7月22日 カテゴリー:その他
最近独身者のマイホーム購入、特に女性の方がマイホームを購入されるケースが非常に目立ちます。「これからも結婚しないから」というだけではなくて、大きな理由は老齢化が進んでいるこの国の制度への不安が根底にあるようです。 皆さんご存じのように、定年を迎えた方の老後の保障制度として年金制度があります。が、現在、日本の老人世帯は増加を続けており、現在の受給制度は近い時期に財政的な危機状態が予想されています。 一方、逆に医療制度や施設の発達により、老後も健康に生活ができるようになることで平均寿命はますます上昇を続けています。
これからは、「死ぬ恐怖」より「死なない恐怖」の時代が始まります。
実際、老後の生活費が足らず、すでに一部では一般老人世帯で生活困窮の状態が発生しています。 こうした状況に対応するため、既に首都圏の一部の自治体では「リバースモーゲージ制度」をスタートしています。この制度を簡単に言うと、持っている不動産を担保にその方が亡くなるまでの間、年金の代わりに生活資金を融資し、死亡時に売却して清算をする仕組みです。 アメリカでは、40 年前からはじまっており、既に証券化までされています。東京都の武蔵野市でもこれまで80 世帯の高齢者世帯に対し、11 億6 千万円もの融資が貸付されています。 武蔵野市のほか、世田谷区、練馬区も同様の制度を救済措置として展開中であり、この制度を年金制度の基盤整備の柱として政府も動き出しています。 その為、これからの時代は持ち家がないと老後も安心できない時代になってきており、特に独身の方々が真剣なのでしょう。
リバースモーゲージ制度(愛媛県)について詳しく知りたい方はこちらを↓
http://www.ehime-shakyo.or.jp/chiiki/shikin-etc/03revers-pamphlet2011.pdf