2話 本当に親身になってくれる相談者とは

投稿者:IB 投稿日:2014年7月10日 カテゴリー:その他

『マイホーム(不動産)購入のすゝめ』

2話 本当に親身になってくれる相談者とは

マイホーム(不動産)購入は不安がいっぱいですね。

ですから、誰か第三者に「いいから買いなさい!」と背中を押してくれる言葉を皆さん欲しがります。

a1640_000395_mでも、どうでしょう?逆の立場で相手が購入を悩んでいるときに、その不動産を知らないあなたが「ぜひ買いなさい!」と言えるでしょうか?
だいたい普通は、日本人特有の言い方で、「もう少しよく考えて買ったら。」と言うのがせいぜいです。なぜならば、『言った言葉の責任が自分にはねかえってくる事が嫌』だからです。ですから、この責任回避的な言い方は会社の上司、同僚や友人・知人のみならず、たとえ親や兄弟であっても言われます。

保証人を頼まれた時と一緒で、「そんな無理しなくていいのに」とか「まだ慌てないでいいよ」と一言言っておけば、「あの時、あなたが言ったから・・・」と後で言われなくて済むからです。

 

本当に親身になって考えてくれる相談者」とは、資金援助者です。

 

一緒に現地を見てくれたり、本当に住宅や不動産についてしっかりとした見識を持っている方ですが、残念ながら現実に周りにはなかなかいません。

a0002_006896_mですから、当事者の事情や検討物件の内容を本当に知らない、権利関係のない第三者からのうわさ話や客観的な評論を訊いていると、購入できるはずの決断を惑わされる結果となることが多いようです。

ただし!肉親の「よく考えろよ!」は、「買ってもいいけど、よく調べてから買えよ」といった心配する意味での肯定的な場合も多いので、不安に思っていることを担当営業マンに確認して前向きな判断材料にしてください。
いずれにせよ、相談する場合や忠告を受ける場合は、よく相手を選んで相談するか、やはり検討者本人が結論を出したほうが良い結果となるでしょう。

 

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