環太平洋連絡協定TPPと建築業

投稿者:gensan 投稿日:2013年3月1日 カテゴリー:建築

 今、日本では、環太平洋連絡協定TPPに日本が加盟する・・・との方向で動いていますが、農業・医療など問題となる分野が多岐に渡りそうですが
、我々の建築業においても同様の問題点が山積みです。
 ?物品・サービスと建設業等の国際調達基準が大場に引き下げられる。
  <つまり、外国の安い機材がドンドン輸入されます>
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 ?つまり国際調達件数が増加し、手続きが煩雑化・長期化します。
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 ?その結果として、発注時期が大幅にずれ込む。
  国内企業の収入の減少・競争激化・破綻増加となります。
 日本の建設業は、「居・食・住」が大切との考えの元、生活にかかせない
ものとして、家・道路・橋などを建設して来ました。
 
 しかし、TPPに加入すると、すさまじい低価格競争が始まります。バブルが弾けて以来、最近の低入札競争で、多くの建設業者が「青息吐息」の状態で、果してどれだけの余力が有るでしょうか??? 無い会社が多いです。
?関税が廃止されれば、例えば、フローリングやシステムキッチン等が大挙して押しかけてきます。また、石油やコークスが安く輸入それ、鉄筋などが安く生産され、一見、良さそうに見えます。
?その場合、商社や元請さんは、利益追求は出来ますが、下請けさんは、今以上に厳しい状況に追いやられます。そうなると、厳しい・安い状況では、日本人社員が離れ、賃金の安い外国人を雇う事になります。
?つまり、現在でも行なわれていますが、手に職を持った優秀な職人さんが外国に出稼ぎに行き、日本の技術が盗まれる状態となります。
結論としては、「頑張ろう!!!」日本政府の考えは、近々、TPPの導入の方向に傾いていますが、今後、何をどうしたら良いかを頑張って考える所から建設業は始めなきゃならない様です。
                          横ちゃんでした。