○○好き

投稿者：柴敦　投稿日：2016年7月22日　カテゴリー：その他

唐突ですが、僕は写真が好きです。

この「〇〇好き」にも色々あって、ことに道具が絡む分野ではゴルフが好きなのかクラブが好きなのか分からなくなっている人やドライブが好きなのか、まさか洗車が好きなのか？と気になる人まで様々です。そんな中でも「写真」と「オーディオ」は完全に目的を見失うという意味では別格ではないでしょうか

 

振り返ると僕の写真が好きは、フィルムカメラの時代に「建築の写真を撮らないといけない」という目的から始まり、デジタルになって「現像代を気にせずに撮れる」で幅を広げ「愛媛でモノクロフィルムを現像できる店はもうない」と言われて、スマホ全盛期に暗室に引きこもるという迷走ぶりでした。そして数年前に「高倍率のコデジ」というものに出会って新たなフェーズへと移行しています。

これは僕にとっても衝撃だったのですが、たかだか数万円の高倍率のコデジの望遠性能は数十万円～百万円overの一眼レフのセットを凌ぎます。初めて聞いたときは本当に理解に苦しみました。ここでややこしい話をするよりも僕の撮った写真を見てもらいましょうか

足元から見上げた東京タワーです。リッベト打ちの鉄骨の足、展望台から上は空に吸い込まれていきそうです。

どうでしょう、その展望台です。ここまでズームすると意外と張り出した展望台が華奢な方杖で補強されているのがよくわかります。

先っちょです。見たことがある人も少ないのでは？複雑なアンテナはメンテが大変そうです。

建築が好きでカメラも好きなら堪らない発見もあります。

これは修復された東京駅のドームの天井を改札を出て見上げたところです。真ん中に鳥に囲まれた丸い部分があります。ズームします。

そこにはすごい密度の左官仕事がありました。人の目では届かない場所に細部までこだわった仕事が見られて感動しました。

もし天体に興味があるなら月夜にはこんな写真も撮れます。

いかがでしたでしょうか？

もちろん画質では一眼レフには到底かないませんが、現在の僕の写真好きは「好奇心を手繰り寄せる」です。

決して遠くから美、、、おっとこれを言うといい話しが台なしになるので止めときます。

今回は少々はしゃぎ過ぎた文章になりましたが、カメラと建築はとても相性がいいように感じるので、趣味と仕事の両輪で頑張っていきます。